エルリまとめ裏ブログ

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【感想】139話(吐き出し)

139話読みました。

ネタバレありの感想というか吐き出しです。

9日0時にマガポケで読んで約3日経ち、ようやく言語化できるようになってきました。

なお内容はまだ咀嚼しきれていないし、分かっていない部分も多いので、現時点での考えをまとめておくために書いておきます。

最終話最高!な方は見ない方が賢明かと思います。。

 

読了直後は大混乱していて、「え、そうきた?」という感じで(まぁこれは進撃通常運転だ)、いつも以上に内容が頭に入ってこなかった。

大混乱の理由は、先月の大地獄回から一転、一見ハッピーエンドに見えたこと。

が、正直、今はめっちゃしんどい。3日かかってようやく何がしんどいのか分かったのでこうして長々と書き記しておく。鮮度が高い悲鳴は後から見たらさぞ面白いだろうなぁ。

 

最終話、先月の悪夢の巨人化が解け、巨人になる呪いがとけ、再会と別れも描いてくれて、未来も明るく見えて、、いさぴどうした!?と始めは思いました。

もっと傷つくつもりでいたのに傷が少ないから、違和感がすごくて。

よく訓練された読者ですよ。

だけど、こんなのおかしい。ゼッタイおかしい。

「ぜ、絶対なんかある…私がまだ気づいていない何かがある…」と思いながら、夜中はえるびんすみすのすみすが立派で大興奮しました。(サイテー)

 

み、見ましたか?あのコマ。

いさぴ、なんでそこに線入れた??

最初見間違いかと思ったんですよ。で、いやいやまさかねーって並んでいる他の男性キャラのも見たんだけど、普通(?)なの。

明らかに、えるびんすみすの、すみすにだけ、強調が、みられる…!!

 

最終回モードのお祝いと興奮のわきたつTLの中、すみすのすみすが立派なことをつぶやくのはとても勇気が要りました。。言ったけど(言ったんかい)。

妙にツボってしまったんだよなぁ。。最終回読んでの感想がそれかよって絶対忘れないと思う。

他に気づいた人沢山いたようで、検索欄に「えるびん」(検索除けなしの表記で)って入れると、サジェストで「股間」って出てきたの本当笑ってしまったヨ。

ファンの間では知られた事実(グッズとかで明らかにアレなので。千値練のえるびんのフィギュア見てほしい。グラフアートのイースターもなかなか)だったんだけど、まさか最終回で創造主のお墨付きをいただくとは思いませんでした。あー面白かった。

 

あのコマ、左からオルペト・モブハン・エルビン・ミケナナ・ヘニング、リーネの並びになってるのも気が付いたときに「あああっ(尊)」ってなったなぁ。

公式で関わりが深いペアで並んでいて、一見エルビンの隣が空いてるんだけど、目線を下にずらすと座ったりばいがいるんだよね。。

この並び、いさぴの推しカプでもいいし、りばいが想像する並び順(えるびんの隣はおれ)でもどっちでも萌えるなぁ。。どっちでも解釈一致です。

 

次からのコマは、、もっと直接的に書いてくれても良かったのよ!?と思う。

(それがリと組ませたい各キャラのファンへの配慮なのか、描かない美学という名の演出を考えてなのか。どっちもかな。あの界隈がまた変なこと言わないといいなと思っている。)

まぁ、立ち位置から考えて真実はたった一つだと思うけどね!

前のコマで、何故えるびんが正面にいなかったのかがよく分かる。 

正面にいたらりばいと被るからね。 いさぴは本当に漫画がうまい。

最後に二人の時間が取れたと思いたい、、いや取れたよね。

 

私が最終話までに見たかったのが、

・えるり再会

・約束を果たしたことに関するモノローグ

・涙を流すりばい

・(生き残るなら)生きる希望を見出すこと

だったんだけど、結果的には

・えるり再会⇒◎(欲を言えばはっきりえるびんと描いてほしかった)

・約束を果たしたことに関するモノローグ⇒△

・涙を流すりばい⇒◎

・(生き残るなら)生きる希望を見出すこと⇒◎

なので、ほぼ希望は叶った。

なのに、モヤモヤがぬぐえなかった。ここに自分で驚いた。なぜだ?となったんです。

 

考えても分からなくて、とりあえず放置して、1日経ったぐらいでしょうか。
再会がすなわち今生の別れになったんだと気が付いてしまった。

えるびんは4年前の白夜で亡くなったけど、最終話で本当の意味で死者になったんだなと確信してしまった。

なんかね、個人的な感覚だと二回目の死が訪れたなっていう感じなんですよね。。

しかもこちらは本当の死というか、ほんとのほんとに最後の方。

あの再会の時を区切りに、りばいはようやく木箱から動き出した。

えるびんの時間は止まり、りばいの時間は流れていく。

本当の意味の別れが訪れたなぁと思ったらめちゃくちゃ沈んで泣きました。。しんどかった。。

再会する時はえるびんが連れていくときだと思っていたので、、そうか、、再会が別れになるパターンだったかぁって。。盲点。。

 

3年後のりばいがえるびんを忘れて生きてるとは全く思わない。

ちゃんとえるびんへの思いを胸に抱いて生きてることは確信してるけど(一途な姿勢をずっと描いてくれてありがとう)、物理的に一緒にいられないのは悲しい。。

やっぱりね、生きて幸せになってほしかったんだな。

モヤモヤするのは本当の自分の望みを知る機会ですね。

これは私が元々えるびんファンだというのもあるかもしれない。りばいのことはそれほど…というわけでは決してないのでニュアンスが難しいのだけど。

 

あと、一見ハピエン風に見えたのも、本当にハピエンなのか??と思う。

りばいに関しては、これまで多くのものを失いすぎている。

くしぇるママ、育ての親けにー、ファーイザ、兵団の仲間たち、主であるえるびん…。

えるり厨なのでえるりの話をしますけど、脚を折ると言ってまで行かせたくない、死なせたくない、「たった一人だけ…」と思い浮かべたオンリーワンマンのえるびん。

4年間約束にこだわり続けたのは、それが彼との間に残された唯一の繋がりだったからだろうと思う。

でもここにきてその約束も果たし終え、最後の別れもしてしまって…どうするの!?というか。。

 

りばいの生死に関してはみんなずーーーっと気になっていたよね。

モチーフとされるキャラが死亡している、読者を傷つけたいといういさぴの発言からの死亡エンド。

あっかーまんという苗字の由来、墓守として生きるんじゃないかという生存エンド。

どっちに転んでもおかしくないなぁと思っていたけど、いさぴは好きなキャラにはドSなので、ただでは済ませないだろうというのだけは確信があった。(訓練されすぎ)

 

3年後のりばいに手厚いサポートが用意されたのは理解している。

車いすに乗っているとはいえ、命に別状はなさそう。

・ふぁるがびおにゃんこぽんがそばにいてくれて一人ではない。

しかもふぁるがびは、悔い選のファーイザにそっくり。

・外国を旅する=外の世界を見に行くという調査兵団の理念を受け継いでいること。エルリ的には、えるびんの夢をりばいが叶えている。
グラブルコラボで、りばいがえるびんに対して「えるびん、お前が外の世界で見たかったもの・知りたかったもの。俺が全部学んで持ち帰ってやるからな」という台詞を言うイベントがあったけど、まさにそのエンド)

 

正直、「こんな手厚くすんの?」と思いました。

ただ、用意された未来は、ここまでの流れの中で用意できる中では最上のものかもしれないけど、そもそものスタートがマイナス100みたいなもんだから、最上のものを用意されたとしてもまだマイナスでは!?と思ってしまう(伝われ)

それに、例え傍に人がいても、失った人たちの代わりにはならない・なれない。

でも自分から命を放棄することはりばいは絶対しないから、

置かれた環境で生きていくというか、その時与えられているもので生きていくんだろうね。りばいはそういう強さを持っている。

けど、私は見ていてとても悲しいよ。

一見明るい未来に見える分、りばい本人が強くある分、余計に悲しい。

このあたりの解釈は、りばいのキャラをどう捉えているのかにもよるのかな。

その人の価値観によっても感想変わってきますよね。

生きていてくれてよかったという人もいれば、

車いすかぁ…体動かないのかなぁ…介助必須かなぁ…って思う人もいるでしょう。

執着から解放され、えるびんの夢を代わりに叶える方に明るくシフトできた(純粋な愛に昇華した)と捉える人が多いのかな、どうだろう。

私は3年後の4人のストーリーできゃっきゃできる心境ではないです。

いいもん、飽きるまでぴえぴえ泣いて噛みしめてから進むんだ。。

 

3年後っていう時間設定も絶妙ですよね。

これが半年後ならまだ体は癒えていないかもしれない、

1年後は世界を回る気分になっていないかもしれない。(物理的にも色んな所が復旧してないかも)

現実世界の自分のことに置き換えても、半年・1年だとすぐ先っていう感じがしてしまうけど、3年なら程よく遠いから色んな可能性を考えられる。

最初は引きずってたけど3年後は明るく生きてますみたいな解釈も可能。

 

頭では、盟友の遺志をついでいるエンドだというのは分かってはいる、それってめちゃくちゃエルリでしょという意見もわかる、わかる、、手厚い未来をありがとうとも思うけど、、、心が追い付かないんだよなぁぁぁぁぁ。。

二人は一緒にいて欲しかったよーーーーー。あーーーーーしんどしんど。

 

と、ここまでなんと3,700字もあるんですけど、

まとめると

・えるびんの不在が悲しい

・えるりは生きて幸せになってくれ

という心の叫びでした。

はぁ、相変わらずえるりのことだけで精一杯だ。。

 

えれんの干渉については、どうなんだろう、、

あっかーまんであるりばいには効かないけど、じーくが殺されちゃうと地ならしできないから、殺されないための操作を(りばい以外に)行っていたのかな?というのが気になっています。

(奴の最後の命令だけがなぜ…っていう、この「なぜ」は干渉されていたからなのではないかという邪推) 

 

えれんの「10年引きずって欲しい」はかわいいなぁと思いました。

やっと内面を打ち明けたねー。このネタばらしがしたくてずっと隠してたんだろうなぁ。

アニメであるみんが語り部になる理由への繋がりもお見事。 

ただ、えれんがしたことの是非・それを受け取った104期の反応についてはまだ考えてもいないので保留。えるりで手一杯の女。。 

 

ああ原稿用紙10枚も書いてしまった…

ここまで読んでくださった方はいるのだろうか。。

お付き合いありがとうございました。